イラレを使っていると「毎回マウスで操作するのが面倒…」と思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのがキーボードショートカット。
プロの現場では、作業時間を大幅に短縮できる「必須スキル」として使われています。
はじめに|ショートカットを使うメリットとは?
Illustratorでの作業は、地味に手数が多いもの。
しかしショートカットを活用することで、次のような効果が得られます。
- マウス移動が減って作業が速くなる
- 繰り返し操作が快適になる
- 集中力が続きやすい
「初心者だからこそ」今から少しずつ覚えていきましょう。
基本操作のショートカット(共通・頻出)
- ⌘+Z(Ctrl+Z):元に戻す
- ⌘+Shift+Z(Ctrl+Shift+Z):やり直す
- ⌘+S(Ctrl+S):上書き保存
- ⌘+Shift+S(Ctrl+Shift+S):別名で保存
※( )内はWindowsです
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選択・移動・整列に関するショートカット
- ⌘+A(Ctrl+A):すべて選択
- ⌘+G(Ctrl+G):グループ化
- ⌘+Shift+G(Ctrl+Shift+G):グループ解除
- 矢印キー:0.5㎜ずつ移動、Shift+矢印:5㎜ずつ移動(環境設定にて設定)
描画ツールに関するショートカット
- P:ペンツール
- B:ブラシツール
- L:楕円形ツール
- M:長方形ツール
- Shiftを押しながら描く:正円・正方形に固定
レイヤー・オブジェクト操作のショートカット
- ⌘+[(Ctrl+[):背面へ移動
- ⌘+](Ctrl+]):前面へ移動
- ⌘+Shift+[(Ctrl+Shift+[):最背面へ
- ⌘+Shift+](Ctrl+Shift+]):最前面へ
文字・フォント操作のショートカット
- T:文字ツール
- ⌘+T(Ctrl+T):文字パネルを表示
- ⌘+Shift+>(Ctrl+Shift+>):フォントサイズを大きく
- ⌘+Shift+<(Ctrl+Shift+<):フォントサイズを小さく
作業画面・表示切り替えショートカット
- ⌘+0(Ctrl+0):全体を表示
- ⌘+1(Ctrl+1):実寸表示
- Tab:ツールバーを隠す/表示
- F:画面モードの切り替え
ショートカットを覚えるコツとカスタマイズ方法
最初は全部覚えようとしなくて大丈夫。以下のポイントを参考に、段階的に覚えていきましょう:
- よく使うショートカットから覚える(保存・戻す・選択など)
- メモ帳や付箋に書いてモニター横に貼る
- 「編集」→「キーボードショートカット」から自分専用にカスタマイズも可能
まとめ|まず覚えるべき厳選10個から始めよう
たくさんのショートカットがありますが、まずは以下の10個だけ覚えてみてください。
- ⌘+Z:元に戻す
- ⌘+S:保存
- ⌘+A:全選択
- ⌘+G:グループ化
- ⌘+[ / ⌘+]:背面・前面移動
- T:文字ツール
- ⌘+T:文字パネル
- P:ペンツール
- L:楕円形ツール
- ⌘+0:全体表示
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